報酬が立つのは入金の瞬間です。届いた瞬間ではありません
日本語でアフィリエイトを調べると、出てくるのは楽天とAmazonの話です。ここの仕組みはそれとは違う場所で成果を数えています。数えている瞬間と、クッキーがほとんど関係ない理由を、実際の件数と一緒に書きます。
Avery Bennett
先に断っておきます。日本語で「アフィリエイト 仕組み」と調べると、返ってくるのは楽天とAmazonとInstagramの話です。「紹介プログラム」に至っては、候補が全部カード会社と携帯会社のものになります。この記事が説明するものに、日本語での需要はほぼありません。ですので検索から来た方ではなく、すでに参加を考えている方に向けて書きます。
そのうえで、この仕組みには一つ、他と違う点があります。成果が立つ瞬間が違います。ここを知らないまま始めると、必ず食い違いが起きます。
数えているのは入金です。納品ではありません
成果として送られる条件は三つだけです。まだ送っていないこと、入金が完了していること、そして注文が返金や失敗の状態でないこと。以上です。
ここに入っていないものを見てください。納品が終わったかどうかは、条件に入っていません。受け取り確認も入っていません。手作業で渡す商品や成長サービスの注文は、支払いの直後に成果が送られ、その時点ではまだ届いていません。
そして実際に何が起きているかを数えました。二〇二六年九月二日時点で、成果を送った記録が付いている注文は四千二百四十三件です。その内訳です。
- 六百八十九件は、最終的に返金になっています。成果が送られたあとで返金になった注文です。
- 四十五件は、部分的な支払いの状態で送られています。
- 十一件は、まだ処理中の段階で送られています。
そして重要なのは、取り消す処理が存在しないことです。送った印は一度付いたら外れず、次に見るときは真っ先にその印が確認されます。返金になっても、成果の記録はそのまま残ります。
これを不正確だと責める話ではありません。そういう設計だと知ったうえで、自分の数字を読んでください、という話です。四千二百四十三件のうち六百八十九件、およそ六件に一件が返金で終わっている、というのが実際の形です。
クッキーの有効期限は、大半の場合そもそも関係ありません
日本語で「アフィリエイト クッキー」と調べる人の関心は、削除と有効期限に集中しています。十一の候補のうち六つがそれです。ここの答えは、たぶん期待されているものと違います。
コードの読み取りには順番があります。上から順に、注文の中に直接書かれたコード、同じく中に書かれた紹介コード、URLのrefという引数、それから二種類のクッキーです。クッキーは四番目と五番目で、最後の手段です。
そして注文にコードを結び付ける段階では、また別の順番が走ります。その注文自身に付いているコード、次に買った人のアカウントに付いているコード、次にその商品を出している出品者のアカウントに付いているコードです。
後ろの二つは、アカウントに保存されているものです。期限がありません。消えることもありません。買った人のアカウントに一度コードが付けば、その人の次の注文にも、その次の注文にも効きます。クッキーの期限を気にする必要があるのは、三つの経路のうち一つだけです。「クッキーを消したら成果が消えるのか」という質問への答えは、どの経路で結び付いているかによります。
実際には、ほとんど一つの経路しか動いていません
その三つの経路が、実際にどのくらい使われているかを数えました。経路が記録されている三千五百十件の内訳です。
- 出品者経由が三千二百七十二件。九十三パーセントです。
- 買った人経由が百六十三件。
- 注文に直接書かれていたものが七十五件。
つまりこの仕組みは、実質的に出品者を連れてくる仕組みです。買い手にリンクを配る仕組みとして読むと、実態から外れます。
ここに一つ、知っておくと得な性質があります。出品者の経路で成果が立った場合、その出品者の取り分から引かれる控除は発生しません。控除が走るのは、注文に直接書かれていた場合と、買った人経由の場合だけです。九割強が出品者経由である以上、この控除はほとんど動いていません。
大文字と小文字は、別のコードとして扱われます
地味ですが、実害が出ている箇所です。注文に直接コードが書かれていたものは三百九十六件ありました。値ごとに数えると十種類出てきますが、十社が参加しているわけではありません。
同じ言葉が三通りの綴りで入っていて、その三つを足すと三百二十四件になります。区切り文字が違うものと、頭の文字だけ小文字のものです。コードは届いたそのままの形で保存され、大文字小文字も区切り文字も揃えられません。読み取りの処理を実際に読んで確かめました。
ですので、自分のコードを配るときは一つの綴りに固定してください。途中で書き方を変えると、集計上は別の相手になります。
クリックは数えていません
正直に書きます。このサイトはクリックを記録していません。データベースにある八十三の入れ物を全部並べて確認しましたが、クリックを保存しているものはありません。保存する処理もありません。
クリックの数を見たい場合、その数字はアフィリエイトの側の管理画面にあります。こちらからは見えません。見えないものを見えるように書くのはやめておきます。
紛らわしいので分けておきます。社内の紹介制度は別物です
このサイトには、まったく別の紹介の仕組みがもう一つあります。登録した時点で、全員に自分の紹介コードが自動的に発行されます。九千六百二十九人の全員が持っています。
こちらは二段階までで、一段目と二段目で率が違います。実績としては、紹介の記録が三十五件、報酬の記録が三百十七件あり、そのうち二百八十七件が確定済みです。
アフィリエイトのコードを持っている人は六十三人だけです。全員が持っているほうと、六十三人だけが持っているほう。この二つは別の仕組みなので、混ぜないでください。自分がどちらの話をしているかは、コードを誰から受け取ったかで判別できます。手続きの側についてはよくある質問に、代金の動き方については出金の手順にまとめてあります。



