登録フォームはありません。買い手アカウントの作られ方
氏名も住所も電話番号も聞かれません。入口は四つあって、そのうち一つは「先に買う」です。海外のサイトに慣れていない人がつまずくのは手順ではなく、この形そのものです。
Avery Bennett
日本のサイトなら、まず登録フォームがあります。氏名、フリガナ、住所、電話番号、パスワードとその確認。ここにはそれがありません。入口が四つあって、どれを通っても結果は同じ一つのアカウントになります。
「登録」という段階が存在しない
ログインの画面は一枚で、見出しも「Login or sign up」の一つです。入るための画面と作るための画面が分かれていません。初めてのアドレスを入れれば、その時点であなたのアカウントになります。
この形なので、確認しておくべきことも普通と違います。入力を間違えていないかではなく、そのアドレスに今後ずっと届くかだけを気にしてください。仕事を辞めたら消える会社のアドレスや、機種変更で見られなくなる携帯のアドレスは向きません。
四つの入口
画面の上に「Customer」と「Seller」の二つのボタンがあります。買う側なら左の Customer です。出品する側の入口は別で、こちらは審査を通る必要があります。
メールに届くコード
既定はこれです。アドレスを入れると六桁の数字が届き、五分で切れます。押し直すと前の数字は無効になるので、届いた最後の一通だけが正解です。パスワードは決めません。
ボタン一つで終わります。あとから毎回コードを待つ手間がないので、繰り返し買うつもりならこれが一番早い入口です。
Telegram
連携用のボタンが出ます。日本では連絡手段として使っている人が少ないので、無理に選ぶ理由はありません。ただし出品する側に回る場合は、通知の受け取りに Telegram が必要になります。
パスワード
メールの欄の二つ目のタブに入っています。既定ではないので、自分で決めた覚えがない人が大半です。決めていなくても支障はありません。
四つ目の入口。先に買ってしまう
ログインしないまま、メールアドレスだけで注文まで進めます。日本語で「海外サイト 買い方」を調べる人が最初に不安になる部分ですが、ここは通ります。
支払いが終わると、そのアドレスで買い手アカウントが自動的に作られます。その口座のパスワードは、注文完了の画面に一度だけ出ます。控え損ねても支障はありません。次からはコードで入れます。
ゲストで通せないことも一つだけあります。残高からの支払いです。残高は口座に紐づくものなので、先に入って残高を持っている人しか使えません。
先にアカウントを作っておく利点は、残高が使えることと、会員の割引が乗ることです。割引は買った金額の一年分の累計で五段階に上がっていく形で、最初は付きません。最上位でも二十五分の一ほどなので、一件のためにログインする理由としては弱く、繰り返し買う人だけが気にすればいい部分です。
買い物の画面と、管理の画面はドメインが違います
ここは知らないと戸惑う部分です。商品を見て買うところと、注文や残高を見る管理画面は、別のドメインで動いています。ログインすると、あるいは注文一覧を開こうとすると、アドレス欄の見た目が変わります。
これは正常な動きで、詐欺の類ではありません。ただし逆に言えば、「切り替わるのが普通」という状態に慣れてしまうということでもあります。移った先が見覚えのない綴りだったときは、一度手を止めてください。ログインの入口は必ずこのサイト側のボタンから辿ってください。
作ったあとにやること、やらなくていいこと
プロフィールの画面で設定できるのは、氏名、画像、メールアドレスの変更、それと Telegram の連携だけです。それ以上を探しても出てきません。ですから、作った直後にやるべき設定はありません。
やっておく価値があるのは一つ、登録に使った受信箱を守ることです。ログインの鍵がそこに届く以上、そこが実質のアカウントになります。理由と手順は受信箱を中心に考える安全対策にまとめました。
買う準備そのものは、これで終わりです。あとは残高への入金を先にするか、注文のたびに払うかを選ぶだけです。品揃えを見るならアカウントとメールの棚が入口になります。



