審査待ちの列はありません。代わりに通れない条件があります
出品した商品が誰かに読まれて可否が決まる、という運用にはなっていません。三万件を超える商品のうち、審査待ちはゼロ件、却下されたことがあるのは一件だけです。止まるとすれば理由は別のところにあります。
Sarah Johnson
他所の販売サイトで出品したことがある人ほど、ここで待つ姿勢に入ります。審査中の表示が出て、数日たって可否が来る、あの流れです。ここにはそれがありません。
数えたので、はっきり書きます
商品には状態を表す欄があり、下書き、審査待ち、承認済み、却下の四つを取り得ます。いま入っている三万件あまりを状態ごとに数えると、こうなります。
- 承認済み:三万四千件あまり
- 下書き:三十件ほど
- 却下:一件
- 審査待ち:ゼロ件
設定として自動承認が有効になっているため、出した瞬間に承認済みになり、そのまま公開されます。却下という状態は仕組みとしては存在しますが、これまでに一度しか使われていません。
ついでに書いておくと、却下の理由を保存する欄が商品側に用意されていません。ですから「理由を添えて差し戻される」という運用は、そもそも作られていません。
では、何が止めているのか
公開されないときの原因は、審査ではなく送信時の検査です。すべてその場で結果が返ります。
そもそも出品者として通っているか
これが一番上流です。誰でもすぐ出品できるわけではなく、店舗の申請を出して承認を待つ段階が先にあります。申請には店名、店舗の説明、店舗の画像、そして Telegram の利用者名が必要です。承認されるまでは商品を作る画面に入れません。
必須項目
大分類、小分類、商品名、説明。そして中身の枠が最低一つ。枠ごとに名前、正しい価格、正しい在庫数が要ります。どれか一つでも欠けると保存されません。
掲載枠の上限
等級ごとに並べられる商品数の上限があります。一段目でも三桁あるので、多くの出品者はここに当たりません。当たった場合はエラーが返るので、原因の判別は簡単です。
保証時間の下限。ここが唯一の内容面の関門です
商品には保証時間を設定します。この値には下限があり、四時間を切る設定では出品できません。買い手が問題を申し立てられる窓が短すぎる商品を並べさせない、という趣旨です。英語の案内には書かれていない条件で、実際に一番よく引っかかるのはここです。
ただし例外があります。運営が信用済みと判定した出品者は、この下限の対象外です。だから現に短い商品も並んでいます。実際に数えると、いま出ている一万六千件あまりのうち五件に一件は三十分以下で、四時間の下限とは明らかに合いません。差はこの例外から来ています。
公開されたあとに走る検査が一つあります
連絡先が書かれていないかを調べる処理が、公開後に非同期で走ります。商品の説明の中に外部の連絡先を書くと、ここで印が付きます。
出す前に止められるわけではないので、書いた本人は気づかずに公開されます。取引をサイトの外に出す誘導とみなされる部分なので、説明文に連絡先は入れないでください。
通したいなら、どこに手をかけるべきか
審査を通すための工夫は不要です。誰も読んでいないからです。手をかける先は別にあります。
- 保証時間を四時間ぎりぎりにしない。買い手側から見ると、この数字は値段の次に見る項目です。短いほど異議を出される確率は下がりますが、そもそも選ばれなくなります。
- 在庫数を正直に入れる。足りない注文は自動的に納品されず、出品者の対応待ちの状態で止まります。放置すると異議になります。
- 説明に外部の連絡先を書かない。後から印が付きます。
商品を作る具体的な操作は商品の登録手順に、公開したあと売れるようにする話はこの店で実際に効くことに分けて書いています。



