桁数でセキュリティコードの本物を見分けることはできません
「セキュリティコード 8桁」と「セキュリティ警告 新しいデバイスからのログイン」。どちらも候補にそのまま並んでいる文言です。形で見分けようとすると必ず外れるので、方向で見分ける方法を書きます。友達が乗っ取られたときの通報も。
Avery Bennett日本語の検索候補には、通知の文面がそのまま入っています。「セキュリティ警告 新しいデバイスからのログイン」と「セキュリティコード 8桁」です。
どちらも、手元に届いたものを見ながら打ち込んでいる人の言葉です。だから、その二つから始めます。
桁数で見分けようとすると、必ず外れます
届いたコードが本物かどうかを、桁数で判定しようとする人がとても多いのですが、この方法は両側から破綻します。
フェイスブックが送るコードは一種類ではなく、用途によって形が違います。だから「本物は何桁」という基準を作ると、本物のほうを弾いてしまいます。そして偽物の側は、何桁でも自由に作れます。八桁が本物だと知られた瞬間、偽物も八桁になります。
使える基準は形ではなく、方向です。
- 自分がいま操作していて、その結果として届いたか。そうなら本物として扱って構いません。
- 何もしていないのに届いたか。この場合、コードが偽物かどうかは問題ではありません。誰かがあなたのアカウントに入ろうとしている、という事実のほうが本物です。
そして、どちらの場合でも共通する規則が一つあります。コードは誰にも教えません。フェイスブックが聞いてくることはありません。
「新しいデバイスからのログイン」が届いたとき
この通知には、たいてい確認用の案内が付いています。そこは開かないでください。本物と偽物の見分けが付かない場所だからです。
やることは決まっています。通知を閉じて、自分でアプリかブラウザを開いて、ログイン履歴の画面を見てください。本物なら、そこに同じ記録が出ています。出ていなければ、届いた通知のほうが偽物です。
この一手を挟むだけで、この種の連絡はほぼ無力になります。判断の材料を、相手が用意したものから自分で開いた画面に移すからです。
入られていた場合の順番
- パスワードを変える。まだ入れるなら最優先です。
- ログイン中の端末を全部切る。変えただけでは残ることがあるので、明示的に切ります。
- 登録されているメールと電話番号を確認する。ここが書き換えられていたら、戻すまで何度でも取り返されます。実際、乗っ取りで最初にやられるのがここです。
- 連携しているアプリを見る。身に覚えのないものが繋がっていたら外します。
すでに入れない場合は、案内に沿った復旧しかありません。どれくらいで戻るかは公表されていないので、期間は書けません。
友達が乗っ取られている場合
候補に「通報 友達」が入っています。日本語圏では、自分より先に友達の異常に気づく人が多いということです。
やることは二つです。そのアカウントを、なりすましとして報告すること。そして本人に、フェイスブック以外の方法で伝えることです。電話でも、他のアプリでも構いません。
フェイスブック上で本人に送っても、読むのは乗っ取っている側です。「乗っ取られてますよ」という連絡が、相手に対策の時間を与えることになります。だから別の経路で伝えてください。
本人から金銭の話が来ている場合は、それが最も多い型です。声を聞くまで応じないでください。
「警察」という候補について
正直に書きます。届け出ることと、アカウントが戻ることは別です。捜査は行為に対して行われるもので、アカウントの復旧はフェイスブック側の手続きです。届けたから早く戻る、という関係にはなっていません。
それでも届ける意味はあります。金銭の被害が出ている場合と、あなたの名前で他人に被害が出ている場合です。この二つは記録が残っていること自体が後で効きます。届ける場合は、いつ何が起きたかを時刻つきで書き出してから行ってください。
共有で使っているアカウントの場合
複数人で一つのアカウントに入っている運用は、上の手順が全部やりにくくなります。端末を全部切ると全員が落ちますし、パスワードを変えると全員に配り直しになります。
だから、共有は人数ではなく経路で減らしてください。ページや広告の管理には、それぞれのアカウントから権限を渡す形が用意されています。一つのログインを回すより、権限を配るほうが、抜けた人の分だけ外せます。
棚の側の数字も出しておくと、公開中のフェイスブックの出品千四百五十八件のうち、九百六件が二段階に触れています。受け取ったものに設定済みの二段階が付いている前提で、上の四つを当日中に済ませてください。


