テレグラムの出品には、年が書いてありません
出品八百件のうち、登録年を書いているのは二十六件でした。同じ日のX の棚は九百十五件中五百四十九件です。年が読めない棚で、題名から実際に読み取れることと、読み取れないことを分けます。
Avery Bennett先に断っておきます。日本語で「テレグラム アカウント 種類」と調べても、比較を求める候補はひとつも出てきません。この記事は検索から来る人ではなく、すでに棚を見ていて、題名の意味が分からない人に向けて書いています。
「新しい」「半年」「一年もの」という分類は、出品の側にありません
よく見かける説明は、テレグラムのアカウントを作られてからの期間で四段階に分ける、というものです。それ自体は間違っていません。困るのは、棚を見てもその段階が判定できないことです。
公開中の出品八百件を数えました。題名に西暦の年が入っているものは二十六件です。三パーセントちょっとです。かわりに「古い」「aged」といった言葉だけで済ませているものが百十三件あります。
同じ日にX の棚も数えました。九百十五件のうち五百四十九件が年を書いています。半分以上です。つまりこれは調べ方の問題ではありません。テレグラムの棚という場所が、そもそも年を書かない場所です。
ここから出る結論は一つです。年で選びたいなら、書いてある二十六件から選ぶしかありません。書いていない出品について「たぶん古い」と推測するのは、当てにならないというより、材料がありません。
かわりに、題名から本当に読めること
同じ八百件で、実際に高い頻度で書かれている表示は次のものです。ここが判断材料になります。
- 二段階の有無、三百六十三件。ほぼ半分です。付いている場合、そのパスワードは渡した側も知っています。だから受け取ったら置き換える前提のものだと考えてください。
- 国番号、または国旗。旗が入っているものが六十四件、アメリカを指すもの百四十二件、インド二十七件、イギリス二十四件、インドネシア十三件。ここは比較的はっきり書かれています。
- 「認証」の語、百四十九件。これは注意が要ります。テレグラム自身が出す印のことではありません。別の記事で分けて書きます。
- プレミアム、五十件。期間つきの有料機能が乗っている状態を指します。
「スパムブロックなし」と書いてある出品について
八百件のうち五十七件がスパムという語を含み、そのうち四十六件は「かかっていない」という意味で書いています。この表示は嘘ではないことが多いのですが、読み方を間違えやすい表示です。
これは、出品された時点でその制限がかかっていなかった、という記述です。将来かからないという約束ではありません。制限は、受け取ったあとの使い方でかかります。だからこの表示を、あとで何をしても大丈夫という意味に読むと、必ず外れます。
同じことが「古い」にも「認証」にも言えます。出品の題名は売られた瞬間の状態を書いたものであって、そのあとを保証しません。
出どころは、思ったより偏っています
八百件を出しているのは四十二社です。ただし最大の一社だけで二百三十五件、全体の三割近くを占めています。棚を上から順に見ていくと、同じ出どころのものを何度も見ていることになります。
だから「複数の出品を見比べて決めた」という感覚は、実際には一社の中で見比べているだけかもしれません。国や表示を変えて比べたいときは、出品者を意識的に散らして見てください。
決まるのは、受け取ったあとです
年も、認証の語も、スパムの表示も、届いた瞬間の話です。そのあとどうなるかを決めるのは、接続中の端末を切ったか、二段階のパスワードを自分のものに替えたか、復旧用の連絡先を自分のものにしたか、この三つです。
そして確かめられる時間は長くありません。この棚は申し立ての窓の中央値が十二時間で、五件に一件強は一時間を切ります。買う前の比較に時間をかけるより、届いてからの三十分を空けておくほうが効きます。
