テレグラムのパスワードは二種類あります。忘れて困るのは片方です
「テレグラム パスワード」の候補には、忘れた、何桁、かけ方が並びます。これらは別々の機能を指しています。アプリにかける暗証番号と、入るときに聞かれる二段階のパスワード。忘れて取り返しがつかないのは後者だけです。
Sarah Johnson「テレグラム パスワード」で出てくる候補には、忘れた、何桁、設定、付け方、かけ方が混ざっています。これらは同じ機能の話ではありません。先に分けます。
二種類あります
- アプリにかける暗証番号。「かけ方」「何桁」で探されているのはこちらです。その端末でアプリを開くときに聞かれます。他人にスマホを触られたくない、という目的のものです。この番号を忘れても、アカウントは無事です。アプリを入れ直せば済みます。
- 二段階のパスワード。新しい端末から入るときに、番号あてのコードのあとで聞かれます。アカウントそのものを守るのはこちらです。忘れると、あとで書くとおり深刻です。
桁数について聞かれることが多いので書いておくと、二段階のほうに桁数の決まりはありません。暗証番号のほうは短い数字が既定で、もっと長いものにも変えられます。
二段階のパスワードを忘れた場合
ここが本題です。候補の一番目が「忘れた」なのは、これが実際に取り返しのつかない事故になるからです。
戻る道は一つしかありません。設定したときに登録した復旧用のメールです。そこに再設定の案内が届きます。それだけです。
メールを登録していない場合、あるいはそのメールにもう入れない場合、残っているのはアカウントの初期化だけです。これは中身を取り戻す手続きではありません。待機の期間が終わるとアカウントごと消えて、同じ番号で新しく作り直すことになります。会話もグループも利用者名も戻りません。待機の期間は画面に表示されます。
だから、設定する日の作業は二つです
二段階を設定するとき、パスワードを決めたところで終わりにしないでください。
- パスワードを決める。
- 復旧用のメールを登録して、届いた確認を最後まで済ませる。
二つ目を飛ばした状態が、いちばん危ない状態です。守りは効いているのに、自分の戻り道だけが無い状態だからです。登録したつもりで確認を済ませていない場合も同じなので、そこは実際に届くか試してください。
「間違えた」と出て先に進めない場合
候補に「間違えた」も入っています。合っているはずなのに弾かれるとき、多いのは大文字と小文字の取り違えと、前後に空白が入っていることです。控えから貼り付けている場合は、末尾の空白まで一緒に入っていないか見てください。
もう一つ、入力欄の下に自分で設定した手がかりの文が出ることがあります。設定するときにここを埋めておくと、忘れかけたときの助けになります。ただしパスワードそのものが分かる文にしないでください。他人にも見えます。
パスワードを変えても、入っている端末は残ります
誤解されやすいので書いておきます。二段階のパスワードを変えても、いま入っている端末はそのまま入ったままです。
変えることで防げるのは、これから新しい端末で入られることだけです。すでに入られている場合は、別に切る操作が要ります。手順は端末の一覧の記事に分けて書きました。切るのが先で、パスワードは後です。
外から繋いでいる接続も、同じ一覧に出ます
台本や道具からアカウントに繋いでいる場合、その接続も端末の一覧に行として出ます。だから、身に覚えのない行を切るときは、自分が動かしている仕組みまで一緒に止まることがあります。
止めたくないものがあるなら、どの行がそれなのかを先に確かめてください。全部切ってから「動かなくなった」と気づくと、原因の切り分けに時間がかかります。
買ったアカウントに設定されていた場合
公開中のテレグラムの出品八百件のうち、三百六十三件が二段階に触れています。半分近くです。だから、受け取ったときに設定済みである前提で考えてください。
渡されたパスワードは、渡した側も知っています。順番はこうです。端末の一覧を切る、パスワードを自分のものに変える、復旧用のメールを自分のものに変える。三つ目まで終わって、はじめて自分だけのものになります。二つ目で止めると、相手のメールから再設定されて戻されます。