X に出ている国は、登録した国ではありません
日本語では「位置情報」で探しても届きません。その語は投稿に付ける場所のことで、候補に「かわいい」「推し」「面白い」が並びます。探すべき語は「国」です。表示の中身と、出品九百十五件のうち日本が四件だという話。
Sarah Johnson先に検索の話をします。日本語で「twitter 位置情報」と調べても、この件には届きません。候補に並ぶのは「かわいい」「推し」「面白い」で、投稿に付ける場所の話になっています。
アカウントに出ている国のことを調べたいときの語は「国」です。候補も「国 ラベル」「国 見方」「拠点 国」「発信 国」と、十件そろって出ます。以下はその話です。
あれは、登録した国ではありません
いちばん多い誤解がここです。プロフィールから見られる国の表示は、アカウントを作ったときの国を記録したものではありません。
作成の記録であれば動きません。実際には動きます。だから、これはいまどこから使われているかについての推定です。X 自身も、確定した情報ではなく推定であるという扱いをしています。実際、公開されて以来、実態と合わない表示が繰り返し話題になっています。
ここから出る結論は二つです。過去を証明するものではないので、古さの証拠にはなりません。そして推定なので、外れます。外れているように見えても、それ自体は異常ではありません。
だから、買ったアカウントの国は動きます
「アメリカの表示が出ているアカウント」を買ったとして、その表示が続くかどうかは、買ったものの性質ではなくあなたがどこから使うかで決まります。日本から日常的に使えば、いずれ日本の側に寄ります。
棚の側の数字も出しておきます。公開中のX の出品九百十五件のうち、国名が入っているものは百十五件で、日本を指しているものは四件です。つまり、この棚で日本の表示を選ぶという買い方は、そもそもほとんど成立しません。
「IP混在」と書かれた出品について
もう一つ数えました。IP に触れている出品が百六十一件あり、そのうち四十八件は「混在」だと明記しています。
これは正直な表示です。同時に、意味も正確に読んでください。そのアカウントは、これまで一定の場所から使われてきたわけではない、という宣言です。入る場所を揃えたほうが確認が挟まりにくい、という一般論とは相性が悪い商品です。
悪い商品という意味ではありません。用途によります。ただ、環境を揃えることを前提にした運用を考えているなら、混在と書かれたものは避けたほうが一貫します。
「国籍」という語で探している方へ
候補には「国籍 見方」も並んでいます。ここも分けておきます。X は利用者の国籍を持っていません。持っているのは接続の推定だけです。だから、相手がどこの国の人かを表示から判断することはできません。滞在先が出ているだけの可能性が常にあります。
国が変わるときに起きること
普段と違う国から入ると、確認が挟まることがあります。これは表示の話ではなく、入るときの話です。
困るのは、その確認が、登録してある連絡先あてに来ることです。買ったばかりで連絡先がまだ相手のものだと、確認が相手に届きます。だから国のことを気にするより先に、連絡先を自分のものにしてください。順番が逆だと、国を整えても入れなくなります。
隠せるかどうかは、自分の画面で確認してください
表示を出さない、あるいは細かさを下げる操作は用意されています。ただしこの機能の名前も置き場所も、公開されてから何度か変わっています。だから、この記事では設定の道順を書きません。書いた時点で古くなるからです。
プロフィールの、アカウントの情報を表示する部分から辿るのが最短です。そこに出ている選択肢が、いまのあなたにとっての答えです。
接続を替えれば表示が変わるか、という質問について
変わることも、変わらないこともあります。推定に何がどれだけ効いているかは公表されていないので、確実に変えられる手順は書けません。「これをやれば必ず変わる」と書いている説明があれば、それは検証された手順ではありません。
確実に言えるのは一つだけです。表示を変えることを目的に接続を頻繁に切り替えると、表示は不安定なまま、入るときの確認だけが増えます。得より損が先に来ます。
