テレグラムはメールアドレスでは登録できません
「メールアドレスで登録」「メールアドレスなし」「メールアドレス ログイン」。候補の三つが、同じ思い込みから出ています。登録に要るのは番号です。ではメールはどこで出てくるのか、二つの場面を分けて書きます。
Michael Chen「テレグラム メールアドレス」の候補を並べると、変更、登録、ログイン、なし、で登録。五件のうち三件が、同じ一つの思い込みから出ています。メールアドレスがあれば電話番号なしで始められる、という思い込みです。
その方法はありません。先にそこを片付けます。
登録に要るのは、いまも電話番号です
新しく作るとき、最初に聞かれるのは電話番号です。メールアドレスを入れる欄はそもそも出てきません。探しても見つからないのは、隠れているからではなく、無いからです。
番号が用意できない場合の話は認証コードの記事のほうに分けてあります。そちらのほうが具体的です。
ではメールはどこで出てくるのか
出てくる場面は二つあります。役割が違うので、混ぜないでください。
- 二段階のパスワードの、再設定用。二段階を設定するときに一緒に登録するものです。パスワードを忘れたときに、ここへ再設定の案内が来ます。これを登録していないと、忘れた時点で戻れません。
- 入るときのコードの届け先として。すでにあるアカウントについて、番号あてではなくメールあてにコードを送る設定が用意されている場合があります。ただし、この設定が画面に出てくるかどうかは端末や版によって違います。自分の設定に並んでいるかどうかで判断してください。
大事なのはどちらも登録の代わりではないという点です。二つとも、番号で作ったアカウントに後から足すものです。
この二つを取り違えると、守りが効きません
よくあるのは、コードの届け先としてメールを設定して、それで安心してしまうことです。そちらを設定しても、二段階の再設定用のメールは登録されていません。逆も同じです。
だから、二段階を設定した日に、再設定用のメールが本当に届く状態かを一度試してください。登録したつもりで確認を済ませていないことが、いちばん多い抜けです。
「ログイン」という候補について
「メールアドレス ログイン」で探している場合、期待している画面は二つに分かれます。メールアドレスを利用者名の代わりに入れて入る、という形はありません。入り口は常に電話番号です。もう一つ、そこへ届くコードで入る形のほうは、上に書いた設定が出ている環境なら成立します。
つまりメールは入り口ではなく、届け先になり得るというだけです。ここを取り違えたまま探すと、いつまでも見つかりません。
登録済みのメールを変えたいとき
候補の一番目が「変更」なので、ここも書きます。変更の操作自体は設定の中にあります。ただし注意が一つ。
変更するには、いまの二段階のパスワードが要ります。つまり、パスワードを忘れた状態からメールだけ差し替える、という順番はできません。順番は逆で、パスワードが分かるうちにメールを整えておく作業です。
買ったアカウントの場合、ここが最優先です
受け取ったアカウントに二段階が設定されていた場合、再設定用のメールは相手のものです。パスワードだけ自分のものに変えても、相手は自分のメールから再設定して取り返せます。
だからパスワードとメールは、片方ずつではなく続けて片付けてください。片方で止めた状態は、片付いていない状態です。
番号を借りて登録する話について、数字を一つ
番号が無いから借りて登録する、という選択肢を考えている場合に、こちらの実績を出しておきます。
番号を借りる仕組み全体では、これまでの千九百七十一件のうち四百六十九件がコードの受信まで到達しています。およそ四件に一件です。ただし宛先のサービスによって差が大きく、ディスコードは百三十四件中八十六件が届いています。
テレグラム宛ての記録は合計で八件しかなく、そのうち受信まで至ったものはゼロ件です。八件では割合として出せる数字ではないので、比率は書きません。ただし、うまくいった記録が一件もないという事実は、そのまま受け取ってください。
