ディスコードのバッジは、ほとんど外せません。消し方を探す前に読んでください
日本語の検索候補は「外し方」「非表示」「消す」に偏っています。ところが公式の説明を読むと、外せるのは一種類だけです。取れなくなったバッジと、葉っぱの正体も含めて現状をまとめます。
Avery Bennett「discord バッジ」で調べると、上位十件のうち三件が「外し方」「非表示」「消す」です。付け方より、消し方のほうが検索されています。
先に答えを書きます。ほとんど外せません。公式の説明を一つずつ確認した結果が以下です。
外せるものと、外せないもの
- 旧ユーザー名のバッジ。外せます。設定のプロフィール欄に切り替えがあります。公式に外す手段があるのは、いまのところこれだけです。
- クエストのバッジ。外せません。公式の説明に、これを削除することはできない、と明記されています。
- オーブで買ったバッジ。外せません。一度手に入れると取り消せない、と書かれています。
- ハイプスクワッドの家のバッジ。外せません。公式に、プロフィールから削除することはできない、とあります。
個別に隠したり並べ替えたりできるようにする動きは報じられていますが、いま使える機能ではありません。プロフィールを他人に見せる場面があるなら、付くもの自体を選ぶしかありません。
もう取れなくなったバッジ
ここが日本語の情報で最も古いままになっている部分です。手順を書いた記事が残っているせいで、いま試して失敗する人がいます。
ハイプスクワッドのクイズは廃止されました
設定からクイズを受けて家に振り分けられる、という手順を紹介している記事が大量に残っています。そのクイズはもうありません。公式の説明でも、家のバッジは過去のものとして扱われています。持っている人は持ち続けますが、これから取ることはできません。
開発者向けのバッジは剥奪されました
アプリケーションを登録してコマンドを一度動かせば取れる、という説明も広く出回っています。これは二〇二五年十二月の初めに廃止されました。取れなくなっただけでなく、すでに持っていた人のプロフィールからも消えています。現在の公式の一覧にも載っていません。
期限が過ぎているもの
- 初期の支援者。二〇一八年十月十日より前に有料プランを買った人だけです。恒久的に締め切られています。
- 運営プログラムの修了者。二〇二二年十二月一日より前に参加していた人が対象です。二〇二三年と書いている記事がありますが、公式の表記は二〇二二年です。
- 葉っぱ。日本語で「葉っぱマーク」と呼ばれているものです。正体は二〇二六年四月一日から七日までの一週間だけ行われた企画のバッジで、その週に遊んだ人にだけ付いています。七日間しか窓が開いていなかったので、これも取れません。触れると当時の到達段階が表示されます。
いま自分で取れるもの
手順で取れるものは、実質的にほとんど残っていません。有料プランに入る、サーバーを強化する、といった支払いに紐づくものが中心です。技術的な手順で取れるバッジは、開発者向けの廃止によって事実上なくなりました。
つまり日本語圏に残っている「バッジの取り方」の記事の多くは、いま実行できない手順を説明しています。日付を確認してから読んでください。
バッジは移せません。ここが買うときに効きます
公式の説明に、バッジはアカウント間で移せないと明記されています。当たり前に聞こえますが、実務的には重い制約です。
もう取れないバッジが付いたアカウントは、そのアカウントごと動かすしかありません。だから流通しています。当サイトのディスコードの棚には三百七十四件の出品があり、四十三社が並んでいます。出品名を見ると、家のバッジは三つの家が別々の商品として並んでいて、登録年の範囲や二段階の設定の有無も商品名に書かれています。
買う場合、バッジそのものより先に見るべき点があります。
- 二段階の設定を自分のものに置き換えられるか。先に設定されている場合、置き換えるまで前の持ち主が締め出せる状態が続きます。
- 付属のメールアドレスが実際に使えるか。出品名に「使えない場合があります」と書かれている商品が実際にあります。書いてある側のほうが誠実なので、書いてある文言を読んでください。
- 申し立ての期限。公開中の全出品では六割弱が十二時間、五件に一件は三十分以下です。受け取ったその場で確かめる前提で買ってください。
電話番号なしで作りたい場合
日本語では「discord 認証 電話番号以外」「電話番号 ない」が独立した検索になっています。サーバー側が電話番号での確認を求めている場合、これはアカウントの設定ではなくサーバー側の要求なので、こちら側で回避する設定はありません。その条件を出しているサーバーに入るには、応じるか、入らないかのどちらかです。
複数のアカウントを使い分けたい場合も同じ壁に当たります。番号を一通ぶんだけ借りる仕組みはSMS認証のページにありますが、そこで借りた番号は次の確認のときには手元にありません。後から確認を求められる可能性のあるアカウントに、使い捨ての番号を当てるのは危険です。

